今回の竹かごを作る方3人のうちのおひとりの工房の様子。
つやの出たかごが並びます。
 
 
出番を待つかごたち。
 
 
出来立てのかごは、目にもまぶしいさわやかな青さと竹の香りを運びます。
いずれ少しずつあめ色に変化します。
 
 
ワークショップをしてくださった勢司恵美さん。作務衣姿が凛々しいのです。
手前はトッテの作った風車。
 
 
ワークショップの様子。
 
 
吉田さんの深さのある五升ざる。
 
 
福田藍ちゃんの紐いろいろ。
結んで束ねて、とにかく使い方はその人次第。
 
 
勢司さんの水切りかごに桑原さんの器。
 
 
手さげかごにパンかご、かごいろいろ。
 
 
風呂敷のような布たち。自由に使い方や暮らしを楽しむ。
 
 
桑原典子さんの器はシンゴスターではお馴染ですね。
今回は持ち運びもできるようふたものや重ねたりしてコンパクトに収まるものを中心に。
 
 
どんな風に使いますか?
 
 
60年以上竹細工に関わる関根さんにいろいろお話を伺いました。
今では当たり前の段ボールがなかった時代、野菜や果物の運搬用に竹かごを作っていたそうです。
毎日毎日トラックの荷台いっぱいの竹を、大勢の職人さんたちでかごに仕立てていきました。
83歳の今でも竹林に入っていき竹を見極めることから始めます。
100本竹があったらかごに使えるのはほんの2,3本だそうです。
適した季節に一年分の竹を狩りとって、洗って、磨いて、割き、竹ひごの状態にします。
この作業がかごを作る上で8割を占めるそうです。
編みあげる作業は2割ほどとのことで驚きでした。
この美しいストライプの編み目は関根さん独自のものだそう。
 
 
道具としての機能美、素直に美しいです。