2011年2月11日(金) → 20日(日)  14日(月)は休み
13:00 - 20:00   20日(日)は18:00まで


千津さんとは9年ほど前、当時会社勤めをしていた私のお客様であった、彼女のお母さまを通じて知り合いました。

仕事も完了し、最後にお会いする機会となったとき、「あなたが好きだって言ってたから・・・」と、
千津さんの一枚の絵を手渡されました。
思わず奮えがくるような音楽に出会ったときに感じるあの気持ちと同じもの。
それが千津さんとのはじまりです。

時がたって、今では千津さんもお母さんになり、作品づくりはしばらくお休みして、
ご主人と東京・大岡山で、今では大評判のパン屋さん「itokito(イトキト)」をはじめ、
その切り盛りに大忙しの毎日です。

そして、そのitokitoの入り口の看板ロゴを陶器で制作したのが、多摩美術大学時代の友人の、
内田可織(うちだかおり)さんです。
千津さんに「(私が)きっと、絶対好きだから!」と可織さんを紹介されたのがきっかけです。

土の持ち味を生かしながら潔く力強い形に変えていく造形力と、
甘さを抑えた独自の絵付けや柄つけのテイスト。

千津さんの予想通り、今では毎年シンゴスターにも可織さんの土鍋や耐熱の器が並ぶようになりました。
そして出会いから数年後、可織さんもかわいい女の子のお母さんになりました。

何かを作り出したり、それぞれのおちびちゃんを優しく包み込む[ふたりの手]。
「手」をテーマに、千津さんんはドローイング、可織さんは手びねりの器を中心に、
シンゴスターでの5年ぶりの二人展となります。