Shingoster LIVINGは小さな蔵のギャラリー・カフェです。
2004年7月にオープンしました。

整備されたつくば学園都市の中心部からやや外れたところに、
昔ながらの瓦屋根の家々が並ぶ通りが残されています。
その中で廃墟と化して埋もれていた築50年の土蔵を最初に見た時、
「ここしかない」と密かに胸が高鳴りました。
古いものの持つ味わいと現代の感覚をいかに融合させるかが
ひとつのテーマとなり、自分たちなりに試行錯誤を重ねてきました。

1階のギャラリーでは、「普遍」をキーワードに、日々の生活に無理なく
より添い馴染むもの、家具、器、生活の道具を集めています。
時代を経てきたもの、今も作り続けられているものも境目なく。

○○風とか△△スタイル、というようにカテゴリー分けすることなく、
地に足をつけ、身の丈に合わせ、自然で快適に暮らしていきたいものです。
少しですが洋服の取り扱いもあります。
家庭でも家仕事にも、庭仕事や農作業でも着られるもの。
汚れたら家で洗って太陽の下でぱりっと乾かせて。
『ファッション』としてではなく、道具としての観点からの洋服。

上質な素材で、毎日気兼ねなく使えて(着られて)、洗ってまた使う。
どれくらい同じ時を過ごしてきたのだろう、とふと振り返ったり。
これは器でも洋服でも同じ感覚でいたいと考えます。

そして、この茨城というこの場所。
常陸国風土記が編纂された時代には、 「土地が広く、海山の産物も多く、
人々は豊かに暮らし、まるで常世(極楽)の国」と評されていたとか。
海と山に囲まれた豊かで肥沃な大地、この土地で、自分たちの
暮らしをもう一度立ち返って見ることができたら・・・。
それがこれからのシンゴスターの夢へとつながります。

企画展、ミニ個展、ライブ、庭を使ったイベントなども行っています。

蔵の2階には屋根裏部屋のようなカフェがあります。
1階のギャラリーをご覧いただき、ちょっと一休み。
ちょっと一休み、ということでお食事のご用意はありません。
(日曜日のみブランチプレートご用意しています)
毎朝丹念に焙煎した珈琲のほか、自家製ケーキなどをご用意しています。

珈琲豆の挽き売りもしています。
喫茶店、レストランへの珈琲豆の卸もしています。
イベントなどにも出張いたします。お気軽にご相談ください。

広いつくばの空の下、みなさまにお目にかかれることを愉しみにしつつ・・・。


305-0034 茨城県つくば市小野崎448-1 
TEL/FAX 029-859-5127
OPEN 11:00-19:00
火曜定休日
info@shingoster.com
http://www.shingoster.com

芝の庭と蔵の建物が目印です。地図は
こちらです。